民主化の虚像と実像 タイ現代政治変動のメカニズム

玉田芳文著

2003年7月刊 A5判 366頁 京都大学学術出版会 4,000円

タイ政治の民主化過程を1990年代を中心として、当事者の言説を渉猟しながら、地域研究の観点から実証的に考察する。

【主要目次】
はしがき
1章 タイ政治の民主化をどう眺めるか
 1-1 本書の狙いと構成
 1-2 タイ政治民主化への視座
 1-3 1970年代以後のタイ政治
第1部 1992年5月事件
2章 大規模集会:理由と影響
 2-1 スチンダー政権の誕生
 2-2 首相退陣要求集会
 2-3 善悪の対立
 2-4 なぜ「乗っ取り」が起きたのか
 2-5 民主化への影響
3章 軍の政治力低下:理由と過程
 3-1 なぜ人事異動なのか
 3-2 人事異動と政治力
 3-3 陸士5期生と1992年5月の発砲
 3-4 1992年5月以降の人事異動
 3-5 勢力分断人事と政治力低下
第2部 政治改革論と新憲法
4章 1997年憲法の起草と政治的意味
 4-1 はじめに
 4-2 憲法制定議会設置への道のり
 4-3 憲法の起草
 4-4 憲法の可決成立
 4-5 新憲法と民主化
5章 2000年上院議員選挙:なぜ公務員議会の再現なのか
 5-1 上院議員選挙の意義
 5-2 上院議員選挙の手続きと特色
 5-3 勝ち抜け方式の選挙
 5-4 どんな人々が当選したのか
 5-5 なぜ公務員が多いのか
 5-6 政治改革にとっての意味
6章 2001年総選挙:政治はどう変わったのか
 6-1 2001年総選挙
 6-2 政党は変わったか?
 6-3 選挙は変わったか?
 6-4 政権の安定と政治の不安定
終章 タイ政治の民主化
 終章-1 1990年代の民主化
 終章-2 安定した保守政治
あとがき
参考文献
索引

 

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