タイ・マッサージの民族誌  「タイ式医療」生成過程における身体と実践

飯田淳子著

2006年2月刊 A5判 336頁 明石書店 (5%)税込:\6615 (本体:\6300)

「タイ式医療」という医療システムが形成するなかで、タイ・マッサージの権威や正統性がどのような形で構築されてきたかを社会・文化的側面を含めた視野から明らかにする。タイにおけるフィールドワークをもとにしたタイ・マッサージの民族誌。

【主要目次】
第1章 序論
 第1節 本書の目的
 第2節 問題の所在
 第3節 調査の概要
 第4節 本書の構成
第2章 タイ・マッサージの歴史的・制度的背景
 第1節 西洋近代医療の導入と伝統医学知識の集大成
 第2節 伝統医療の制度的周辺化と性産業・観光産業の中の「古式マッサージ」
 第3節 伝統医療復興運動
 第4節 「タイ式医療」の制度化
第3章 チェンマイ・伝統式病院の「治療」活動を通じた正統性の再生産
 第1節 病院の概況
 第2節 マッサージ師
 第3節 クライアント
 第4節 「治療」の場面
第4章 伝統式病院の教育・普及活動を通じた正統性の再生産
 第1節 マッサージ習得コースの生徒
 第2節 マッサージ習得コースのカリキュラム
 第3節 「師」の権威
 第4節 外部向けのマッサージ研修
 第5節 外部での奉仕活動
第5章 伝統式病院におけるマッサージ師の熟練過程
 第1節 練習
 第2節 治療実践に埋め込まれた技術習得
第6章 「ビープ・セン」― 北タイ農村の日常生活におけるマッサージ
 第1節 村の概況
 第2節 村人がマッサージを用いる文脈
 第3節 マッサージ治療者とその実践様式
 第4節 治療の場面
第7章 農村における医療・観光サービスとしてのマッサージの誕生
 第1節 メーヂェームにおける「土着の医療」プロジェクトの概況
 第2節 マッサージ研修
 第3節 「病院の医者になった」治療師
 第4節 村民クリニック
 第5節 観光サービスとしてのマッサージ
第8章 結論
あとがき
図・表・資料・写真リスト
参考文献
索引
 事項索引
 人名索引

 

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