国民の形成 タイ東北小学校における国民文化形成のエスノグラフィー

野津隆志著

2005年3月刊 46判 296頁 明石書店 (5%)税込:\4200 (本体:\4000)

タイ東北部での長期フィールドワークから、子どもが国民として形成される過程を、言語、マスメディア、地域文化、仏教信仰、国王崇拝などさまざまな領域から分析する。

【主要目次】
序章 研究課題の設定

 第1節 研究の対象と理論的枠組み
 第2節 研究方法
 第3節 調査地の概況
 第4節 本研究の意義と構成
第1章 タイの国民教育史―読み書き習得から国民の形成へ
 第1節 国民教育の準備期
 第2節 国民教育の開始期
 第3節 国民教育の完成期
 第4節 国民教育の量的推移
 第5節 調査地の社会環境変化と教育の歴史
第2章 言語の国民化
 第1節 中央タイ語の地方への普及
 第2節 調査地における言語の歴史
 第3節 現在の子どもの言語生活
 第4節 村落内での子どもの国語習得メカニズム
 第5節 学校における言語の国民化
 第6節 言語の国民化メカニズム
第3章 仏教の国民化
 第1節 一九六〇年代以降の教育政策の中の仏教
 第2節 コミュニティの仏教信仰と子ども
 第3節 学校における仏教の国民化実践
 第4節 学校仏教の公的組織化
 第5節 仏教の国民化メカニズム
第4章 国王崇拝の国民化
 第1節 国王の視覚化政策と村落の国王イメージ
 第2節 学校における国王崇拝意識の形成
 第3節 国家の家族と村落の家族
 第4節 国王崇拝の国民化メカニズム
第5章 子どもの国民意識の諸相
 第1節 子どもの仏教意識
 第2節 子どもの国王崇拝意識
 第3節 子どものアイデンティティ
終章 まとめと今後の課題
 第1節 マクロ・レベルの主体
 第2節 コミュニテイ・レベルの主体
 第3節 学校の内部メカニズム
 第4節 今後の研究課題

 

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