国境なき山地民 タイ文化圏の生態誌 (自然と文化そしてことば03)

クリスチャン・ダニエルス、田中耕司、新谷忠彦ほか著

2007年9月刊 変型判 136頁 葫蘆舎発行 言叢社発売 (5%)税込\1365 (本体\1300)

インドのアッサム州、ビルマ(ミャンマー)、タイ、ラオス、ベトナム、中国雲南省、6カ国の国境をまたぐ地域には、山地民が焼畑耕作をし、移動しながら暮らしてきた。山地民が「山地」という自然環境で暮らすがゆえに創生されてきた共通の要素や、「山地」という周縁に居住したがゆえに共有するようになった歴史経験など、共通する側面に目を向け、これまで各民族の多様性があまりにも顕著なため見落とされてきた彼らの全体像を明らかにする試み。

【主要目次】
自然・文化・言語
[総論] 山地民があゆんできた道
山地民のことば
タイ文化圏山地民の農耕―焼畑景観史を軸に
雨緑林の焼畑―攪乱と遷移のパッチワーク
山地民は何を食べてきたか―耕地から得られる食材を中心に
農具から見る水田と焼畑―タイ系民族水田農耕民説の再検証
周縁に生きる山地民
ミャンマーの仏教徒カレンにおける民族的アイデンティティの成り立ち
ラフの移住―暮らしのなかの近現代政治史
シャン州南部に手漉き紙をたずねて
種子を飾る人びと―植物利用からみたタイ文化圏
タイ・ルーの移住と守護霊儀礼―多民族世界における表象
アジア・アフリカ言語文化研究所プロジェクト(3)―タイ文化圏における山地民の歴史的研究
造化の空間(1)―洛東江と加耶文化

 

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