インドネシア繚乱

加納啓良著

2001年3月刊 新書判 220頁 文藝春秋 690円

【目次】
はしがき
第一章 間近で見た経済・政治危機
二つ目の転換期/諸民族のるつぼ/エリートと庶民/バブル経済/九七年総選挙/通貨危機の波及/ジャカルタ暴動/スハルト辞任/ジャカルタ再訪/マランの町で/パグララン村と村長M氏/優良村コンテスト/バグララン村の源点回帰/ジョクジャカルタのサワハン集落/慎重な村人たち
第二章 スハルト退陣後のインドネシア
再燃した衝突/高級アパートの居室で/アンボン騒乱/ニンジャ事件/二大政党−闘争民主党とゴルカル/中規模三政党/小規模三枚党/政党法改正/新選挙制度/不徹底な議会改革
第三章 出直し総選挙

東ティモール問題の展開/アチェ、アンボン、西カリマンタン/ガリブ事件/総選挙への序奏/政党の集会合戦/「民衆の祭典」としての総選挙戦
第四章 インドネシアの過去と現在
「インドネシア」はいつできたのか/ヌサンタラ世界の原型/古代ジャワ、スマトラの諸王国/最後のジャワ・ヒンドゥー王国/ジャワのイスラム化とバリ・ヒンドゥー/バンテンとマタラム/ポルトガルとオランダの進出/ジャワ以外の諸王国/オランダ領東インドの成立と発展/独立運動の三潮流/イスラムの二潮流/日本占領期と独立戦争/1950年暫定憲法体制/外島反乱と45年憲法復帰/スカルノ政権の崩壊/スハルト政権の基本性格/経済発展と未曾有の集権体制/腐敗と破綻
第五章 メガワティ、束の間の勝利
選挙結果を予測する/1955年選挙の教訓/報道された得票率予測/スマトラ旅行での見聞/蓋が開いた選挙結果 
第六章 ハビビからグス・ドゥルへ
大統領選への駆け引き/バリ銀行事件/東ティモールの住民投票/第二スマンギ事件/国民協議会開催ヘ/ウィラント演説からハビビ不信任ヘ/グス・ドゥル大統領の誕生/ジャワ・バリ騒乱とメガワティ副大統領誕生/虹の内閣
終章 「七色の虹」の行方
「新生インドネシア」への課題/虹の消滅と足踏みする改革
あとがき

 

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