変わりゆくのはこの世のことわり マウン・ルーエイ物語

テイッパン・マウン・ワ著 高橋ゆり訳

2001年3月刊 46判 296頁 てらいんく 1,714円

テイッパン・マウン・ワ(1899〜1942)はビルマ(ミャンマー)の国民的作家。1930年代、英語が公用語の植民地時代にビルマ語の復権と改革に努め、新しいタイプの文学の担い手として注自を浴びた。
作家の分身的主人公、若い役人マウン・ルーエイの日常をつづったユーモア漂う短編シリーズは、時代を超えて今なおビルマ(ミャンマー)の人々に愛読されている。郡の役人を勤める主人公とその家族、友人、住人たちがくりひろげる悲喜劇。まだ将来の見えない英領植民地期末期の社会に不安げに生きる人々。たゆたう輪廻の世界から、人生の奥深いおかしみが伝わってくる。

 

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