王権儀礼と国家 現代マレー社会における政治文化の範型

富沢寿雄著

2003年12月刊 A5判 360頁 東京大学出版会 7,800円

現代マレーシア連邦の一州、ヌグリ・スンビランの王権儀礼を分析する。マレー社会の地方慣行や文化伝統に根差した王国の儀礼・象徴体系が、連邦国家の政治文化的パラダイムへと昇華していくメカニズムを究明する。

【主要目次】
序論
I
 概念の整理と予備的考察
 
1章 マレー社会と王権:マレー人とは誰か?
 2章 マレー社会における共同体理念の諸潮流
 3章 王権、儀礼、国家の関係
U ヌグリ・スンビラン王権神話・儀礼の考察
 4章 ヌグリ・スンビラン王権の神話論的構成
 5章 ヌグリ・スンビランの即位儀礼に見られる王権の理念構成
 6章 拝謁儀礼および叙勲儀礼の現代的意味
V 現代マレーシアにおける王権パラダイム
 
7章 マレーシア国王制度のローカルな基盤とグローバルな枠組
 8章 国王の就任・即位儀礼を通して見た国家
 9章 「先住民」、中間層、エスニシティと王権
結び

 

ご注文

ホーム