マハティールのジレンマ 発展と混迷のマレーシア現代史

林田裕章著

2001年10月刊 46判 248頁 中央公論新社 1.800円

【目次】
はじめに
第1章 マハティールのマレーシア
 権威/高度成長/「東アジアの奇跡」/日本要因/開発独裁/東アジアの共通項/重工業への急傾斜/ルック・イースト/日本にとってのマレーシア
第2章 マハティールという人物
 マレーシアの「成り立ち」/マハティールの登場/五月一三日事件/『マレー・ジレンマ』/独裁体質の表れ/マハティールと日本
第3章 グローバリゼーションとの相克
 通貨危機/なぜ売られたのか/資本統制/マハティールの論理/マハティールの勝利?/経済ナショナリズムのジレンマ/日本への期待と失望
第4章 市民社会との相克
 ゴア事件/アンワル解任・逮捕/アンワルという人物/経済政策上の対立/権力闘争でもあった/勝負あった/市民と警察の衝突/マハティールの詭弁/インドネシアとの類似と相違/家父長的意識/人権の侵害/言論の自由抑圧/面従腹背/権力風刺/市民意識の台頭
第5章 歴史との相克
 you owe us./ブミプトラ政策/マハティールの「人種的平等」/ブタ騒動/華人社会の不満/優遇政策の弊害/「最新空港」のトラブル/マハティールの落涙
第6章 マレーシアの座標はどこへ
 ニュー・マレー・ジレンマ/新たな取り組み/近代化の錯誤/権力への疑念/地方の反感/ごり押し役割は終わった/「アジア的価値」の虚像/マハティール後のマレーシア像
年表
参考文献

 

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