北朝鮮を知るための51章

石坂浩一編著

2006年2月刊 46判 288頁 明石書店 (5%)税込:\2100 (本体:\2000)

政治、経済や歴史のほか、人々の暮らしや、映画・スポーツなど文化も取り上げ、北朝鮮を多角的、総合的に解説する。

【目次】
はじめに
1 北朝鮮を理解するために
 第1章 なぜ朝鮮半島では冷戦が続くのか―朝鮮戦争は終わっていない
 第2章 90年代核危機はなぜ起こったのか―存亡をかけた対米外交
 第3章 北朝鮮は「何をするかわからない」国なのか―核とミサイルの意味
 第4章 北朝鮮はじきに崩壊するのか―困難と統合の相関関係
 第5章 米朝の妥協は可能か―再度の危機から六者協議へ
2 北朝鮮国家の成立
 第6章 分割占領から二つの政権へ―分断の始まり
 第7章 朝鮮戦争と分断固定化の政治過程―内戦から国際戦争へ
 第8章 国家社会主義の成立―単独政権樹立の過程
 第9章 中ソ対立と苦い教訓―自主路線の選択
 第10章 権力の集中と継承―キム・イルソンからキム・ジョンイルへ
3 北朝鮮の政治のしくみ
 第11章 すべての権威はキム・イルソンか―統治原理としての主体思想
 第12章 先軍政治から先軍思想へ―キム・ジョンイル時代の政治指針
 第13章 北朝鮮の政治機構―立法・行政・司法
 第14章 政治の中核、朝鮮労働党―国家を指導する存在
 第15章 朝鮮人民軍と軍事戦略―注目される軍の役割
4 北朝鮮の経済
 第16章 地理と自然―変化に富んだ気候と豊かな天然資源
 第17章 人口動向と構成―低成長率への人口転換
 第18章 基本的経済システム―社会主義体制による計画的管理
 第19章 工業化の推進―重工業の優先的成長戦略
 第20章 営農方法の社会主義的変遷と模索―集団的経営と農民へのインセンティブ問題
 第21章 社会主義圏の崩壊と経済の破綻―工業の低迷と相次ぐ自然災害
 第22章 経済改革―7・1改革措置
 第23章 改革の定着過程―経営努力と労働意欲の向上
 第24章 自由市場の広がり―限定的な農民市場から常設的な総合市場への移行
5 北朝鮮の社会と人々の暮らし
 第25章 食糧事情―配給事情と家計負担
 第26章 IT事情―科学重視政策の台頭
 第27章 住居と交通機関―庶民の生活インフラ
 第28章 メディア―主要新聞、雑誌、テレビ
 第29章 教育システム―11年制義務教育の普及
 第30章 環境問題―公害問題の認識と対策
6 北朝鮮の文化
 第31章 北朝鮮の文学―パルチザン神話から現実課題克服の模索へ
 第32章 スローガンとしての音楽―革命闘争と体制賛美
 第33章 北朝鮮の映画状況―教化の道具から上からの娯楽へ
 第34章 朝鮮画―伝統の創造
 第35章 スポーツ事情―南北関係と国内情勢を反映
7 北朝鮮をめぐる課題
 第36章 南北統一に向けて―まずは平和定着がカナメ
 第37章 休戦を平和へ―非核化・軍縮の課題
 第38章 離散家族再会と対外開放―着実な枠の拡大が急務
 第39章 「脱北者」と国内人権問題―北朝鮮内部の変化が重要
 第40章 ポストキム・ジョンイルの行方―北朝鮮の人々が切り開く未来
8 日朝関係と日本の選択
 第41章 1980年代までの日朝関係―日朝交渉への道のり
 第42章 日朝交渉の経過―非核化・軍縮の課題
 第43章 日朝交渉と日韓会談、日中国交を比較して―「過去」は清算されたのか?
 第44章 拉致問題とその背景―日朝首脳会談以前
 第45章 拉致問題の過程―日朝首脳会談以後
 第46章 日朝首脳会談の成果―日朝平壌宣言の調印
 第47章 「帰国問題」―さまざまな意味と真相
 第48章 朝鮮総連―その歴史と現実
 第49章 在日朝鮮人の地位と権利―日朝交渉で再考されるべきこと
 第50章 日本における人道支援・交流運動―逆境の中で
 第51章 日本がなすべき選択―東北アジアの平和な未来のために
北朝鮮を知るためのブックガイド
『北朝鮮を知るための51章』関連略年表

 

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