現代朝鮮の歴史

ブルース・カミングス著 横田安司、小林知子訳

2003年10月刊 46判 912頁 明石書店 6,800円

古代から1990年代後半までの通史。特に、朝鮮戦争の諸原因とその影響、50年代以降の韓国経済の発展、アメリカへの移民、統一の可能性などに関する分析は詳しい。

【主要目次】
序言と謝辞
第一章 美徳
朝鮮民族の起源/三国の時代/新羅支配化の朝鮮/王権の統一―高麗王朝/朝鮮時代―開花の時代/高麗社会の転換/家族、社会的流動性、教育/太陽の下の朝鮮/英祖と思悼/朝鮮時代―衰退/商業の発酵/結論
第二章 利益 1860−1904
隠者の王国/流産した開国ともう一つの道/中興、改革、革命/東学運動という名の改革/近代朝鮮の誕生/「言いようのない単調さ」―西洋人の見た朝鮮/結論
第三章 「蝕」 1905−1945
朝鮮王朝の終焉/植民地行政―近代化か搾取か/朝鮮民族主義と共産主義の興隆/開発殖民地主義/植民地の圧力なべ
第四章 熱情 1945−1948
朝鮮分断/「数百人もの保守主義者」―初期の同盟/南朝鮮の左翼と右翼/大韓民国の発足/済州島と麗水の反乱/北朝鮮/警察と諜報機関/結論
第五章 衝突 1948−1953
北朝鮮と中国/韓国におけるゲリラ戦/一九四九年の三八度線付近での戦闘/開戦前夜/甕津での衝突事件/ソウルから釜山へ、そして仁川へ―封じ込め戦争/釜山への進撃/巻き返し戦争/南が北を占領する/中国の参戦/ワシントンにおけるパニック/結論
第六章 韓国の日の出:産業化 1953−現在
気前のいいアンクル・サム/漢江の奇跡/金融の構造―ソウルの子鬼たち/日本との国交正常化とヴェトナム戦争/大進撃/大財閥/危機と改革/ハン氏の奇跡/奇跡はなかった/家族主義は道徳と無関係だ/結論
第七章 美徳U:民主化運動 1960−現在
四月革命/軍部の支配/維新体制/一九七〇年代のKCIA/労働運動/光州/反米と反韓/六月の突破口/独裁から民主主義へ/結論
第八章 太陽王の国:北朝鮮 1953−現在
「偉大な太陽」―北朝鮮のコーポラティズム/金正日の権力継承/北朝鮮の経済/農場の生活/落ちた太陽王/結論
第九章 アメリカの朝鮮人
第10章 世界のなかの朝鮮
不可侵の境界線/寧辺のミステリー/一触即発の危機から緊張の緩和へ/朝鮮におけるアメリカ核政策の背景/緊張緩和に向かって/太陽政策/朝鮮の統一は?/結論
訳者あとがき/参校文献/索引

 

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