日本のインドネシア人社会 国際移動と共生の課題

奥島美夏編著

2009年1月刊 A5判 346頁 明石書店 (5%)税込\4200 (本体\4000) 
ISBN:9784750329093

日本に滞在するインドネシア人は、これまで技能研修生や漁船員を中心に1990年代から急増し、最近は日本・インドネシア経済連携協定に基づいて来日する看護師や介護福祉士も注目されるようになってきた。ただ、まだその数は2.6万人と小規模のため、詳細はあまり知られてこなかった。本書は在日インドネシア人と受け入れ社会の相互理解を深め、彼らが直面している諸問題を明らかにする。神田外語大学異文化コミュニケーション研究所の共同研究プロジェクト「日本のインドネシア人社会」(2004〜06年)の成果論集。

【主要目次】
序章 インドネシア人の国際移動と渡日の背景・現状
第1部 日本で学ぶ
 第1章 グローバル化時代の日本留学―日本の留学生受け入れとインドネシア人留学生
 第2章 日本への関心と日本語学習―インドネシアにおける日本語教育の課題
第2部 日本で働く
 第3章 インドネシアから来た船乗りたち―遠洋船から近海漁業研修まで
 第4章 外国人研修制度の中のインドネシア人―群馬県太田市のマツモト事件から
 第5章 日系インドネシア人の集住化と就労ネットワーク―茨城県大洗町のミナハサ族コミュニティ
 第6章 インドネシア人労働者の日本語自然習得―茨城県大洗町の事例から
 第7章 日系インドネシア人の就労と日系人社会の形成―長野県上田地方スマトラ北部出身者の事例から
第3部 日本で暮らす
 第8章 結婚と家族の形成・定住化―親睦交流団体の活動と個人の日常的実践
 第9章 ムスリムを育てる自助教育―名古屋市における児童教育の実践と葛藤
 第10章 宗教・宗派を越える相互扶助の試み―日本におけるインドネシア人教会の展開と可能性
第4部 アジア太平洋に広がるインドネシア人の移動・就労
 第11章 東アジアで就労する家事・介護労働者
 第12章 看護・介護職の現状と近年の制度改革―先進諸国やASEAN域内互換制度枠への送り出しをめざして
 第13章 オーストラリア・シドニーにインドネシア人社会と自助組織

 

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