変わるバリ 変わらないバリ

倉沢愛子、吉原直樹編

2009年3月刊 A5判 312頁 勉誠出版 (5%)税込\3990 (本体\3800)

これまでバリについて書かれた本の多くは「祭りと儀礼の島」や、「神々の宿る島」といったような、定型化されたイメージに修練されがちだったが、本書は観光イメージに隠されたバリ人の生活へ立ち入り、歴史的、社会的な面に目を向ける。バリは常に変容し、さらにいっそう多様化している。歴史学者、社会学者、言語学者、ジャーナリストなどの多彩な執筆者が、現代のバリの歴史・文化・社会構造を多様な視角で包括的に描く。

【主要目次】
はじめに(倉沢愛子/吉原直樹)
◆バリの歴史と政治
 絶えざる対立と動揺の現代史(倉沢愛子)
 国家と地域住民(鏡味治也)
 バリにおける伝統と近代(中村潔)
 ヒンドゥーとイスラームの調和的共存(倉沢愛子)
◆観光とコミュニティの変遷
 観光リゾート都市バリの光と影(今野裕昭)
 バリ・コミュニティと多元的集団構成(吉原直樹)
 ツーリズムと地域治安体制(菱山宏輔)
◆伝統のなかの人びと
 エスニシティと移住者(永野由紀子)
 「女の仕事にはきりがない」(中谷文美)
 娯楽化するワヤン(梅田英春)
 競争のなかのバリのテレビ放送(内藤耕)
 まなざしの交錯とバリ島の村落社会(伊藤嘉高)
◆ことばと「異国」
 バリ語における尊敬語・謙譲語(ニ・ヌンガー・スアルティニ)
 バリ言語社会の構成とバリ人の言語使用(原真由子)
 ジャカルタから見た「異国」バリ(上野太郎)
 バリの日本人(吉原直樹/イ・マデ・センドラ/イ・マデ・ブディアナ)
むすびにかえて編者(倉沢愛子/吉原直樹)

 

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