インドネシアの紛争地を行く

小松邦康著

2003年9月刊 46判 320頁 めこん 2,000円

スハルト政権崩壊後、待望の民主化に向け動き始めたはずのインドネシア各地で、万を越す命が奪われている。インドネシアで今何が起きているのか? インドネシア在住17 年の著者が紛争地のマルク、パプア、アチェ、バリ島、東ティモールをくまなく歩き、報道されない事実と人々の生の声を伝える。

【主要目次】
第一章 マルク
世界一美しい海岸/二ヶ月で二〇〇人が殺された/アンボンで何が起きているのか/ ラーメンを積んだ船
/スルタン(王)のいる島/煽動者/聖戦部隊/暁のアンボン/港町バンダ、トゥアル/アチャンとオベット/楽園の歌声/ 衝突/オランダのインドネシア移民/分断の悲劇/古きよきアンボン/ 紛争が飛び火/抗争から和平へ/一緒に働ける職場/歌と踊りと紛争と/和平の破壊者/ アンボン潜入記/被災者の心の痛みを胸に/アンボンより愛を込めて
第二章 東ティモール
生きていた友人
/帰還民兵との和解/国境ができた/国連の横暴/ バトゥガデ国境/サッカーに熱中/東ティモール独立/国連が引き起こした騒乱/ 衝突があった村/亡命した東ティモール人/夢は描けるか/自衛隊のpk0活動/どうなる東ティモール/年表・東ティモールをめぐる動き
第三章 パプア
石器時代の暮らしが残る
/独立旗をめぐって/独立運動指導者/パプアニューギニア国境/独立記念式典/インドネシア最東部の町で/パプア独立軍/インドネシアのための裁判/ワメナ再訪/独立指導者暗殺/後退する独立運動
第四章 バリ
楽園を襲ったテロ
/ジャワからの客/クタ海岸/バリに住まわせてもらっている身として/ウブドに暮らす日本人/動物との会話/誰が何のために
第五章 アチェ
総選挙ボイコット
/北アチェの村で/独立派掃討作戦/アチェの辺境/国軍兵士に迷惑/客が来ない観光地/時代は逆戻り/一日ごとに停電する州都/村が一つ、二つとなくなっていく/和平合意/南アチェへ/バンダアチェの穏やかな正月/戦闘で町が疲れてしまった/和平の現場

 

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