インドネシア 九・三〇事件と民衆の記憶アジア現代女性史 5)

ジョン・ローサ、アユ・ラティ、ヒルマル・ファリド 編 亀山恵理子訳 藤目ゆき監修

2009年6月刊 46判 432頁 明石書店 (5%)税込\5880 (本体\5600)

1965年、インドネシアで起きた9・30事件は、インドネシア共産党によるクーデター未遂事件であたとする公式見解の闇に包まれてきた。しかし、スハルト政権の崩壊によって事件の真相を自由に議論することが可能になった。本書では、インドネシアのNGO三団体が、9・30事件で被害を受けた人びとの体験をインタビューを通じ、その意味と真実を解きほぐしていく。

【主要目次】
「アジア現代女性史」シリーズの刊行にあたって(アジア現代女性史研究会代表:藤目ゆき)
日本語版のための序章 ジョン・ローサ/アユ・ラティ(訳:河合大輔)
I エッセイ
 第一章 9・30事件後の中ジャワにおける逮捕と殺害(リント・トリ・ハスウォロ)
 第二章 行き止まりだらけの道で待ち続ける―被害者家族の話(ヤヤン・ウィルディハルト)
 第三章 女が政治囚になったとき(ジョセファ・スカルティニンシ)
 第四章 「集い」と気丈さ―狂気の最中でもちこたえる知恵(アキノ・W・ハユンタ/ジョン・ローサ)
 第五章 ロームシャと開発―スハルト体制における政治囚の強制労働(ラジフ)
 第六章 南ブリタルにおけるPKIの武力闘争とトリスラ作戦(アンドレ・リム)
II スケッチ
 グムラールのスケッチ
訳者あとがき(亀山恵理子)
65年被害者の作品―回想録、自叙伝、伝記

 

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